How to

ご家庭でもできるグルーミングをご紹介いたします。

もちろん、はじめから大人しくさせてくれるワンちゃんは少ないと思います。

仔犬の頃から手肢や顔を触ることに慣れることからが始まりです。

爪を切ったり、ブラッシングされたりということが、日常で当たり前なんだということを教えてあげられたら、苦痛ではなくなるはずです。

大きくなってからじゃ遅い?もちろんそんなことはありません。

時間はかかるかもしれませんが、ワンちゃんも学んでいきます。

直接ご質問いただければ、お教えしますので

お気軽にお声かけください♪


爪切り

お家での爪切りの場合は、無理をしないようにしましょう!
ワンちゃんも痛い思いをすることにより、爪切り嫌いになってしまう可能性が・・・
嫌がって動きすぎちゃう子は、病院で切ってもらったほうが安全です。

まず、爪がどんなふうになっているのか・・・

画像のピンクの部分は、血管・神経を含む軟部組織です。
この部分を切ってしまうと、出血してしまいます。

写真だとこんな感じです。
うっすらピンクの部分が見えるのがわかりますでしょうか?
見えてる部分よりも、中の血管が伸びてしまっているコもいるので
余裕をもって切ったほうが安全です!


①まずは長さを落とします。
 もちろん1回で切ろうと思っても難しいので
 断面を見ながら少しずつ切っていきます。

断面ははじめはなーんも見えませんが、切ってくうちに・・・

ちょっとずつ、しっとりした部分が見えてきます。

このくらいまで見えてきたらストップ!
ちょっと見えたくらいで止めてもOKです。

 

②・③長さが落とせたら、上下の角をそれぞれ落とします。
④で左右の角を落とします。
角を落とすのが難しければ、ヤスリをかけてあげても良いと思います。

ヤスリをかける時は、爪の根元をしっかり持って行いましょう。

勢いよく切ると、その衝撃や音にびっくりしてしまうこともあるので、優しく切ってあげてください。

 

黒い爪のワンちゃんは、外側からは血管の長さは確認できないので
断面を見ながらちょっとずつ切っていくしかないので、難しい場合はムリをせず病院におまかせしましょう!
爪が伸びすぎると折れてしまったり、歩きづらくなり足に負荷がかかることもあります。
そうなる前に、爪切りはこまめにしてあげましょう!